| News Release INDEX |
| 江崎グリコ株式会社 | ||||||||||||
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| 株式会社ロッテ訴訟に対する江崎グリコ株式会社の見解 | ||||||||||||
| 江崎グリコ株式会社(以下グリコと略す)の新製品デンタルガム『ポスカム<クリアドライ>』に対して株式会社ロッテ(以下ロッテと略す)から訴訟が起こされました件につき経過を説明するとともに当社の見解を述べさせていただきます。 | ||||||||||||
| <経 緯> | ||||||||||||
| 当社は、5月20日から、デンタルガム『ポスカム<クリアドライ>』を新発売いたしました。『ポスカム<クリアドライ>』は、当社生物化学研究所が世界で初めて開発した、初期う蝕歯(むし歯)の再石灰化を強力に促進する新規食品素材「ポスカ」(リン酸化オリゴ糖カルシウム)を配合したデンタルガムです。『ポスカム<クリアドライ>』は、初期う蝕の再石灰化を促し歯を丈夫で健康にするガムとして厚生労働省から平成15年1月21日に特定保健用食品の許可を得た商品です。 当社は、『ポスカム<クリアドライ>』の特徴を消費者に訴求する方法として、いわゆる比較広告の手法を用いた広告を展開しています。「『ポスカム<クリアドライ>』がロッテの特定保健用食品『キシリトール+2』(広告では‘一般的なキシリトールガム’と表記)に比べ約5倍の再石灰効果がある」という内容です。これは当社が岩手医科大学歯学部予防歯科学講座と共同研究を行い、権威のあるジャーナル「Trends in Glycoscience and Glycotechnology(Vol.15,No.82 March 2003.75〜89頁)」(以下TIGGと略す)に論文掲載された客観的なデータに基づくものです。 ロッテは、今年5月13日付けで当社に対して、「『ポスカム<クリアドライ>』の比較広告は、事実に基づいていない違法性のあるものである」という内容の警告書を送りつけました。これに対して当社は5月16日付けで回答書を送付し「当社が『ポスカム<クリアドライ>』の比較広告を実施することは正当かつ適法であり、これを不当かつ違法であるとするロッテの主張には何ら根拠がない」旨の回答をしました。その後、ロッテは何ら反論をせず、6月26日付け再通知書で、「本件広告が不当かつ違法であり、即刻中止すべきである」旨を通告してきました。今回の訴訟は、この2通の警告書に基づくものであると推察し、本件に関する当社見解を以下に述べさせていただきます。 |
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| <見 解> | ||||||||||||
| 1.ガム市場の現状と当社ガム商品開発の考え方 | ||||||||||||
| はじめに、当社が本件比較広告にいたった背景として、ガム市場の概略と当社の商品開発の考えを簡略に説明いたします。 | ||||||||||||
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| 2.本件広告は、公正取引委員会通達の比較広告のガイドラインに沿ったものである | ||||||||||||
| 当社『ポスカム<クリアドライ>』の比較広告は、比較広告のガイドラインである「比較広告に関する景品表示法上の考え方(昭和62年4月21日公正取引委員会通達)に基づいており、正当かつ合法であり、問題はないと判断しています。この通達には比較広告を行うにあたっての要件として3項が挙げられています。すなわち(1)比較広告で主張する内容が客観的に実証されていること
(2)実証されている数値や事実を正確かつ適正に引用すること (3)比較の方法が公正であること、です。 この点、『ポスカム<クリアドライ>』の広告内容は、後述するとおり、客観的に実証されたデータに基づくもので、(1)の要件を満たしています。また、当広告は、「再石灰化効果」が「4日後」において「約5倍」であるとして、客観的に実証された数値や事実を正確にかつ適正に引用しており、上記の要件(2)を満たしています。『ポスカム<クリアドライ>』と『キシリトール+2』は、ともに特定保健用食品で歯の再石灰化効果を訴求するガムであり、同じ条件で比較しており、上記要件(3)を満たしています。以上より、本件広告は正当なものだと考えています。 また当社の考え方は、ガム公正取引協議会の常任委員会(※1)で了解を得たものであります。 |
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| 3.科学的に実証された客観的なデータに基づいた広告である | ||||||||||||
| 当社の比較広告の内容は、「『ポスカム<クリアドライ>』が『キシリトール+2』(広告では一般的なキシリトールガムと表記)に比べ約5倍の再石灰化効果がある」というものです。この比較広告は、次の研究報告をもとにしています。 当社と岩手医科大学歯学部予防歯科学講座は『ポスカム<クリアドライ>』と『キシリトール+2』の比較実験を行い、ともに実験開始4日後の結果で、『ポスカム<クリアドライ>』は31.6%の再石灰化率であるのに対し『キシリトール+2』は5.9%の再石灰化率でした。この結果から約5倍の効果があると報告しました。この研究成果は、日本糖質学会のオフィシャルジャーナルである学術誌TIGGに専門家の審査を経て掲載されています。 上記論文で採用した当社の実験方法は、下記のとおり実際に人間がガムを噛んだ場合に近い状況を再現する方法です。しかし、ロッテが東京歯科大学と共同で行った実験方法(※2)は、そうではありません。 当社の実験方法は、ヒト唾液浸漬法を採用しています。これは、(1)実際にヒトの口の中でガムを咀嚼したガム咀嚼液に (2)人間の歯と基本的に同じ成分であるウシの歯を (※3 ) (3)人間の体温である 37℃で浸漬させるもので、実際に人間が口の中でガムを噛んだ場合に近い状況を再現しています。 ロッテの実験方法は、(1)ヒトの口の中でガムを咀嚼しておらず (2)ヒトの唾液中のリンとカルシウムの比率(1:0.3)とは異なるリンとカルシウムの比率の溶液にガムを漬け込み(3)人間の口の中では通常起こり得ない 60℃という高温でガム成分を抽出し (4)人間の口の中にある歯とは状態が異なる 10%ホルマリン漬け保存したヒトの歯を 37℃で浸漬するというもので、実際に人間が口の中でガムを噛んだ場合には通常起こり得ない状況下で実験されたものです。 当社は、正当な実験方法を経て「『ポスカム<クリアドライ>』が『キシリトール+2』に比べ約5倍の再石灰化効果がある」という結果を得、学術誌に実験方法とともに掲載して公にしています。 |
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| 4.結 論 | ||||||||||||
| 当社『ポスカム<クリアドライ>』の比較広告は、正規の手続きを経て実施されたものです。すなわち、公正取引規約通達の比較広告のガイドラインに沿ったものであり、ガム公正取引協議会の常任委員会で了承された案件です。また、比較広告に用いていますデータは、客観的なもので信憑性のあるものです。 ロッテから当社に送りつけられた警告書の内容から判断しますとロッテの主張は何ら根拠のない不当な申し立てです。 |
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| 《ご参考》 | ||||||||||||
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| 「ポスカム」のよりくわしい商品紹介は こちらをご覧ください。 | ||||||||||||
| 2004年10月20日付 リリース「訴訟の判決に関するお知らせ」はこちら | ||||||||||||
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