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2007年 4月 2日リリース
江崎グリコ株式会社が
「糖転移ヘスペリジンの肌質改善効果」について
日本薬学会第127年会で発表

 

 江崎グリコ株式会社 中央研究所は、柑橘類に多いヘスペリジンに糖を付加させ水溶性を高めた糖転移ヘスペリジン(酵素処理ヘスペリジン、ヘスペリジン配糖体)を継続摂取することにより、女性の肌質が改善されることを2007年3月28日から30日にかけて開かれた日本薬学会第127年会で発表しました。
 江崎グリコ株式会社では、これまで、冷え性女性が糖転移ヘスペリジンを摂取することにより、冷え性が改善されることを発表してきましたが、冷え性研究の際に肌質についても改善が認められたことから、肌質について更なる検討を行った結果、この度の発表に至りました。
 糖転移ヘスペリジンは、冷え性だけでなく、肌質に悩んでおられる方のQuality of life(QOL)の向上に寄与することが期待されます。

肌質改善「目の下」のメラニン量
健康成人女性33名にて実施。プラセボ摂取群(12名)、糖転移ヘスペリジン500mg/日摂取群(10名)、糖転移ヘスペリジン1000mg/日摂取群(11名)。
対象者はサンプルを1日2回に分けて摂取。
肌測定は、24℃、相対温度50%の室内で20分馴化後に実施。
メラニン量はMexameter(Courage+Khazaka(C+K)社)を用いて測定。
2007年 日本薬学会 第127年会
<学会発表者>
南 利子(江崎グリコ株式会社 中央研究所)
<学会発表要旨>

「糖転移ヘスペリジンの継続摂取による肌質改善効果」
Effect of continual ingestion of α-glycosylhesperidin on human skin

○南 利子, 白石 浩荘, 米谷 俊

【目的】
柑橘ポリフェノールのヘスペリジン(ビタミンP)は、様々な生理活性を有するが、このヘスペリジンへ酵素により糖を付加した糖転移ヘスペリジン(=酵素処理ヘスペリジン)は、ヘスペリジンに比べ水溶性が著しく高まった物質である。その為、高い生理活性が期待され、現在までに冷え性改善効果やリウマチ症状改善効果が確認されている。そこで今回は、女性の肌質改善効果について検証した。
【方法】
対象は健康成人女性33名(平均年齢35.8±9.0歳)とし、対象者をプラセボ摂取群(以下、「プラセボ群」)12名(34.8±9.2歳)、糖転移ヘスペリジン500mg/日摂取群(以下、「500mg群」)10名(35.2±8.3歳)、または糖転移ヘスペリジン1000mg/日摂取群(以下、「1000mg群」)11名(37.4±10.0歳)に分けた。対象者にはサンプルを1日2回に分けて摂取させ、7週間継続させた。肌測定は、24℃、相対湿度50%の室内で20分馴化後に実施し、摂取前、摂取中と摂取終了後2週目に行った。測定項目は、(1)左眼下部(2)左頬と(3)左口横の3部位における、水分量・メラニン量・彩度とした。
【結果と考察】
(1) 眼下部において、水分量が1000mg群で上昇傾向にあった。(1)眼下部のメラニン量は、1000mg群で糖転移ヘスペリジン摂取による低下効果を示し、3,7週目で有意差があった。
(1) 眼下部の彩度(肌のあざやかさ)は、1000mg群で上昇傾向がみられ、摂取3週目でプラセボに対して有意に上昇していた。糖転移ヘスペリジン摂取により眼下部の肌質改善効果がみられたが、作用機序については今後検討の必要がある。

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