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2007年 5月 21日リリース
江崎グリコ株式会社が滋賀県立大学と共同で
「酵素処理ヘスペリジンの経口摂取が
女性の冷房冷えを抑制する効果」について
第61回日本栄養・食糧学会大会にて発表

 

 江崎グリコ株式会社 中央研究所は、滋賀県立大学と共同で、柑橘類に多いヘスペリジンに糖を付加させ水溶性を高めた酵素処理ヘスペリジン(糖転移ヘスペリジン、ヘスペリジン配糖体)を経口摂取することにより、女性の冷房冷えが抑制されることを2007年5月17日から20日にかけて開かれた第61回日本栄養・食糧学会大会において発表しました。
 江崎グリコ株式会社では、これまで、冬季に冷え性女性が酵素処理ヘスペリジンを摂取することにより、冷え性が改善されることを発表してきましたが、冷えは夏季の冷房冷えでも強く感じる、という女性が多いことから、冷房冷えを想定した夏季における試験を実施した結果、この度の発表に至りました。
 酵素処理ヘスペリジンは、冷え性で悩む方のQuality of life(QOL)の向上に寄与することが期待されます。

冷房冷え抑制「手指先」(摂取から45分後)
6月下旬から7月に温度24℃、湿度50%の冷房を想定した室内で、18〜22歳の健康な女子学生20名を安静にさせて実施。
酵素処理ヘスペリジンまたは粉糖(プラセボ)含有のカプセルをクロスオーバーで摂取させ、手指先の表面温を測定。
2007年 第61回日本栄養・食糧学会
<学会発表者>
南 利子(江崎グリコ株式会社 中央研究所)
<学会発表要旨>

「酵素処理ヘスペリジンの経口摂取が女性の冷房冷えを抑制する効果」

○南 利子1)、吉谷 佳代1)、濱野 珠美2)、山下 由里子2)
 森 由佳2)、吉田 真由子2)、白石 浩荘1)、米谷 俊1)、灘本 知憲2)
 1)江崎グリコ・中央研、2)滋賀県大・食生活

【目的】
我々はこれまで、冷え性の女性が冬季に酵素処理ヘスペリジンを単回あるいは継続摂取することで、冷却負荷(15℃、1分)後の末梢部で血流量が増加、血管幅が改善し体表面温度が有意に回復する事を報告してきた※1※2。一方、冷えは夏季にも多くの女性を悩ます為、本研究では、酵素処理ヘスペリジンの経口摂取が、女性の冷房冷えに与える影響を検討した。
【方法】
試験は、6月下旬〜7月に温度24℃湿度50%の冷房を想定した室内で、18〜22歳の健康な女子学生を安静にさせて実施した。酵素処理ヘスペリジン500mgまたは粉糖含有のカプセル(プラセボ)をクロスオーバーで摂取させ、摂取後の額・首・手首・手指先・足首・足指先の表面温度、鼓膜温および血流量を連続的に測定した。実験1では、20名を対象とし57分間測定し、実験2では、26名を対象とし71分間測定した。
【結果】
24℃の室内で長時間安静にすると体表温の低下が見られたが、酵素処理ヘスペリジンの経口摂取により、実験1では手指先の、実験2では足指先の体表温低下が有意に抑制された。体表温低下の抑制はいずれも、カプセル摂取後43〜45分から見られた。試験後の自覚アンケートにより、酵素処理ヘスペリジン摂取時には、対象者が冷えを感じにくかったことが確認された。
【考察】
酵素処理ヘスペリジンを経口摂取することで、女性の冷房冷えを抑制することが確認できた。このことから、酵素処理ヘスペリジンは、女性を悩ます冷え性を冬季だけでなく夏季においても緩和させることが期待される。
※1 吉谷ら;第58回日本栄養・食糧学会講演要旨集3F-14p,p284(2004)
※2 吉谷ら;第59回日本栄養・食糧学会講演要旨集2I-19p,p205(2005)

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